感染したとき




新型インフルエンザは、その一般的な症状を見る限り、従来のA型インフルエンザとほとんど違いがありません。また、比較的に毒性が弱いため、医師の治療を受けずに直ってしまうケースも多いと考えられます。しかし、誰もが初めて経験するウイルスであり、従って体内に免疫を持っていないため、症状が急激に悪化して手遅れとなったケースが少なからず見受けられます。新型インフルエンザに感染したら、すぐに医師の診察を受けるべきです。

ただし、新型インフルエンザに感染したことを確認するためには、専門の検査機関によるウイルスの遺伝子検査を行なわなければなりません。11月ころまでは、季節性インフルエンザの流行期に入っていないため、各医療機関で行なう簡易検査でA型インフルエンザと診断されたケースのほとんどについて、新型インフルエンザの疑いがきわめて強いと判断することができました。また、個人でも、せき・鼻水などを伴う急な発熱があり、季節はずれのインフルエンザに感染したと思われるときは、それを新型インフルエンザと疑ってかかることができました。しかし、季節性インフルエンザの流行期である冬季に入ると、簡易検査や個人的な経験から新型か季節性かを判断することは不可能です。

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(C) 2010 新型インフルエンザ対策マニュアル 感染予防と対処法
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