2015年 新型インフルエンザを予防するには? 感染した場合の対処法は? 当サイトでは、知っておきたい新型インフルエンザの基礎知識を解説しています。

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新型インフルエンザの基礎知識

新型インフルエンザの病原ウイルスは、A型インフルエンザウイルスのH1N1亜型(別名・ソ連型)と呼ばれる遺伝子タイプのウイルスです。このタイプ(亜型)のインフルエンザが世界的に流行するのは、今回で史上3回目となります。恐ろしいパンデミック(世界的流行)を乗り切るために、インフルエンザについての正しい知識を持って、しつかり予防しましょう。

人に感染して発病させるインフルエンザウイルスには、症状や性質の異なるA型・B型・C型の3種類があります。この内、C型は一年を通して感染しますが、一般に4歳以下の幼児が感染し、一度かかると、はしかのように免疫が一生持続すると言われており、特に恐ろしいインフルエンザではありません。一方、A型とB型は、毎年冬季に流行をくりかえすインフルエンザであり、季節性インフルエンザと呼ばれています。中でもB型は人にだけ感染し、比較的に小規模な、あるいは地域的な流行を毎冬くりかえしています。

今回の新型インフルエンザは、もうひとつのA型インフルエンザウイルスが原因です。A型には、遺伝子構造(ゲノム)の異なる種類が数多くあり、これまでに16種類もの亜型が発見されてきました。その内、人に感染するものはごく一部に過ぎませんが、一度流行すると世界的流行に発展しやすいという特徴を持っています。また、本来はB型と同じ冬だけの季節性インフルエンザですが、今回の新型インフルエンザのように世界的に広まった場合には、季節を問わず感染が拡大します。

これまで人類は、そのようなA型インフルエンザの世界的流行として、1918年スペインかぜ、1957年アジアかぜ、1968年香港かぜ、1977年ソ連かぜ、2003年福建かぜ、以上5回の世界的流行を経験してきました。最初のスペインかぜのウイルスは、後の研究によって、今回の新型インフルエンザと同じH1N1亜型であったことが判明しています。アジアかぜ、香港かぜ、福建かぜは別の亜型でしたが、前々回のソ連かぜもまた今回と同じH1N1亜型でした。その流行から32年を経た2009年、三度、H1N1亜型の世界的流行を迎えたことになります。

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